やっぱりキラキラビーズ


オリジナルデザインの手作りビーズアクセサリーとポエムをお送りします。

キラキラ美しいビーズの不思議な世界はいかがでしょうか…

ゆったりとしたビーズのお時間をお送りいたします。




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やっぱりキラキラビーズ

NO.1 
「かわいいお花のビーズアクセサリー」






【ビーズ&ポエム」】




「海の命をやどして今わたしの手の中にあり 

古里の調べを奏でてくれる

オレンジ色の陽気なさんごたち、

虹を秘めたあまく白い貝の花

海の思い出をみせてくれる










「ひさしぶりのかわいいお花のリング

子供のように日にかざすせば

なつかしい光がよみがえる」












「みみもとでやさしくささやくのは

古里の海のなつかしい音」














「まるでこの世のきらめきが

中にたくさん入っているよう

いつもキラキラきらめいて

やわらかな心を思い出す」


「かわいいビーズのお花たち

キラキラ古里の海を思い出す」







 ☆☆☆ サンゴのオレンジ色とマザーオブパールの白、きみどり色のペリドットがみずみずしい ☆☆☆

デザイン制作   よこやまみちこ









                                                 

               



ひとりごと】


天然の素材のビーズをよく使います。

ご存知のとおり、サンゴやマザーオブパールは海の生き物だったものです。

ビーズになったサンゴはオレンジ色がとくに華やかで明るく、見ているだけでウキウキとした気持ちになります。

白いお花は、貝を花の形に彫ってあるビーズです。この美しいお花を引き立ててあげたいとおもっています。

ビーズになったサンゴと貝の花をながめていると、今、海からもってきたようなみずみずしさを感じます。


お花のまわりに飾ってあるきみどり色の半貴石は、ペリドットです。

たしか8月の誕生石だったかと思います。

この石はどのビーズとも相性がよく、いろいろな作品に使わせていただいています。

この石がお好きな方は多いかと思います。

ほんとうにさわやかでみずみずしい色なので、これが本当に鉱物なのかと思ってしまいます。
















童話の時間】




☆お姫さまのティアラ☆


むかしむかし あるところにお月さまとなかよしの王様がいました。

王様の国は、つらなった小さな山の その中のひとつにあります。

とてもながめのいい所なので、王様の国からはずいぶん遠くまでみわたすことができました。



王様の楽しみは、なかよしのお月様が時々遊びにやってきて、

しばらくの間いろんなお話をすることでした。

お月様は、そのあと山並みの奥へゆっくり帰っていくのでした。

すると王様はあーあとおおきく伸びをしてからウトウトとひと休みをします。



王様にはやさしい奥さまと、まだ小さなかわいらしいお姫さまがありました。

王様の国は それはそれは小さな国ですので、住んでいる人はほんの15人しかいません。

もちろんその中に王さまファミリー3人もはいっています。

毎日、15人で力をあわせ作物を作ったり織物を織ったりして暮らしています。

国中のひとりひとりに役割があるのです。



王様は物づくり係、奥さんはお洋服つくり係、

お姫様だって毎日お部屋の窓をあけて、お日様やお月様にごあいさつするお仕事があります。

他の人もお野菜や果物を作りながら、家畜を飼ったり物を売ったりします。

お医者様だって学校の先生だっています。

なんでも15人分よりちょっと多めの用意ができるように暮らしていました。





さて、ある日お姫さまはお気に入りの絵本にでてくるプリンセスの事が気になりました。

絵本のプリンセスのあたまの上に、なにかキラキラしたものがあることに気づきました。

『これは、なにかしら。キラキラしてとてもきれい。』

お姫様はフーとため息をつくと、あたまにキラキラをつけてみたくなりました。






さっそく物づくり係の王様にたのみました。

王様は『ほうこれはティアラじゃな、よしよしわしにまかせなさい。』

そういって王様の工房へ入りました。

しばらくすると

淡い色のパールがつながった輪のようなものを作ってくれました。

でもお姫さまは、絵本ではキラキラした輝くものがついていた事を思いだして、

すこし悲しくなってしまいました。





その様子をみた王様は、どうしたものかとしばらく考えていました。

するとなかよしのお月さまがやってきました。

王さまはお月さまにキラキラについて聞いてみました。




するとお月様は、こういいました。

『ここからずっとむこうにはおおきな海というものがあり、

その中にはキラキラ輝くものがいっぱいある。

わたしはいつも海のキラキラを見ながらここにやってくるのだよ。

こんどキラキラをひとつ持ってきてあげよう。』

王さまはとても喜んで、次にお月さまが来る日をまっていました。





いく日かすると大きなお月さまがむこうから 

意気揚々とやってきました。

王さまのすがたをみると、おおきくいっそう明るくかがやき、

小さなキラキラしたものをそっとおいて行ってくれました。
 
それはお姫様のようにかわいらしいオレンジ色のサンゴでした。




もちろん王様はものづくりがとくいですから、サンゴをきれいにみがき

お花のようにしあげました。

それを淡いピンクのパールにつけて、

それはそれはかわいいティアラをつくりあげました。


お姫さまは このすてきなティアラをみてとてもよろこびました。




そしてそれからは、いつもお月様がくると

サンゴのティアラをつけ、エレガントにゆっくりとご挨拶をしました。

めでたしめでたし


でも王様はどうして淡い色のパールをたくさんもっていたのでしょう。ふしぎ☆

☆☆





おしまい☆

















【ビーズ&ポエム」】






「オレンジ色の美しいサンゴのバラ

かすかに海の香りがする

いつかどこかで見たような」


           














「でも今はあなたの耳もとで

すずやかに踊っていたい」













「やさしいあなたの毎日が

美しく楽しいものでありますように

祈りながら

きれいに咲きつづけたい」
















【ごあいさつ】

第一回をご購読いただきありがとうございます。

かねてから、それぞれのビーズ作品のイメージにあった

お話やポエムをつけて発表したいと思っていました。

作り方や材料のお話ではなく、ビーズをみたまま

楽しんでいただけるようにです。

実は、私はしばらく病気療養で元気のない時期がありました。

そんな時でも、ビーズを身に着けるのはむりでも

ながめているだけで不思議に心がホットしました。

観賞用としてのビーズもいいものかと思います。

これから、もっとキラキラ感をだしていきたいと思いますので

またよろしく可愛がってください。

やっぱりビーズアクセサリーです。


                                                     よこやまみちこ











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